3月16日(土)、17日(日)に東京日本棋院で『第66回全日本女流アマ囲碁選手権大会』が開催されました。
過去の石川県女流アマの結果はこちら↓
昨年9月に予選で勝ち抜いた鈴木幸子さんが石川県代表として出場しました。
石川県の代表として大会に参加するのは今回が2回目だそうで、(関西在住時代は関西から出場していました)初めて女流アマに参加したのが鈴木さんが高校3年生の時。その後も大学で関西に行ってからも囲碁を続け、結婚してからは10年程子育てで囲碁を休んでいた鈴木さんですが、昨年から少しづつ大会に復帰したそうです。
最近はシトラス席主 宮岸黎明さんの研究会『通称 みや研』で勉強されているそうです。(AIの出現で10年前の常識が常識でなくなっている状態はまさに浦島太郎状態・・)
『戦いの時は打つところはあまり迷わないのですが、戦いが一段落した後どこに打てばいいか分からずモタモタしてしまう。。』と話していた鈴木さん、1回戦での北海道の中村さんとの対局でも形勢は二転三転しながらも大ヨセでまとめきれずに4目半負けてしまいました😢
しかし、昔と違い今はリーグ戦のため負けても1日3局は対局があります🎵さらに、持ち時間も切れ負けではなく、30分+20秒の秒読みつきになりました。これは嬉しいですね!(本戦トーナメントは40分+20秒)
残りの2局も普段打てない地域の方や違う世代の方と対局し、『とても充実した1日でした!』と話してくれました(^^)
最終局隣ではリーグ枠抜けを掛けて関西代表の西方さんと北海道代表の中村さんが白熱した対局を。半目勝負を西方さんが制しました✨
おそらく一般の全国大会でこのような和やかな写真を見たことはないのではないでしょうか(^^)
今回全国から8歳~85歳までの女性が参加され、鈴木さんのように子育てで休んでいてもまた復帰した方もたくさんいらっしゃり、違う世代の方々がまるで同窓会のように和気あいあいと尽きることのない会話を楽しみます🎵女流の大会って華やかでいいですよね✨
鈴木さんも今回リーグ戦が終わってから、負けてしまった仲間達とカフェで交流を楽しんだようです🍻
そして、今回開会式のあいさつ、同じリーグの方、昔の仲間、多くの方に『地震大丈夫だった?』とお気遣いの言葉を本当にたくさん頂きました。
後援の(株)桜ゴルフ社長の佐川八重子社長からも北陸3県(福井・石川・富山)に素敵なお見舞いの品をいただきました。お心遣いほんとうにありがとうございましたm(__)m
『石川県代表で参加しているので、本当は私も勝つことで石川県囲碁界に元気をお届けしたかったのですが、まだまだ壁は厚く、来年も代表として大会に参加できるように1年間囲碁の勉強を頑張りたいです』
と話してくれました。
石川県内の女流大会も、参加しやすく楽しい大会になるよう努めたいと思います!ありがとうございました(*^-^*)